木地はお客様持ち込みのスギ木地です。直接木地をお持ち込みいただき、打ち合わせさせていただきました。看板の「言葉」は他界されたおじいさまのお言葉との事です。この大事な「言葉」を彫刻したいとのご要望をいただきました。元々あった、看板には直接手書きされており、その看板を新調したいとの事でしたので手書き看板から、文字データを作成いたしました。スギの赤身部分に文字が収まり、引き取りに来られたお客様が完成看板を見られた瞬間、「この文字を入れるために生まれてきたようなスギ木地だな。。」と言われてのがとても印象に残っております。このような家族で代々大事にしている看板の製作に携われたのがとても光栄です。